近年、エグゼクティブやトップアスリートの間で睡眠に関する関心がとても高まっています。
重要な決定を下したりタフな状況でも最高のパフォーマンスを発揮出来るかどうかは心身をベストな状態に保っておくことが重要です。
彼らはその一番の近道が睡眠であると気付き始めているからです。
1.良い眠りは朝始ります
ゴールデンタイムと言われている入眠から90分間をいかに深い眠りにつけるかは朝から始まってます。
まず太陽の光を浴びることで、体内リズムを整え、眠りを推進させる効果があります。
朝食をしっかり摂ることもセロトニンの材料となるので習慣とした方がいいでしょう。
昼間に適度な運動をしたり昼寝を取りすぎない事も重要です。
2.寝る前の入浴が効果的
入浴すると、深部体温がぐんと上がった後で急降下します。体温の下がり方が急であるほど、睡眠に入りやすい事はわかっています。
40度前後のお湯に10分から20分を目安に入るといいでしょう。熱過ぎるのは逆効果になってしまうので気を付けて下さい。
3.夕食は寝る3時間前までに
胃の中にある食べ物が消化されるまでのは少なくとも3時間はかかります。消化中は体がそちらに集中するので
睡眠に入りづらくなってしまいます。どうしても遅くなってしまう場合は消化の良いものを食べ過ぎないようにしましょう。
アルコールも飲みすぎると睡眠が浅くなってしまいますので注意が必要です。
4.寝室は落ち着いた照明で
光が2500ルクス以上だと、脳の松果体で産生される睡眠誘発ホルモン、メラトニンの分泌が抑制され、覚醒度を上げます。
夜間の光が明るすぎると、メラトニンの産生自体が抑制され、寝つきが悪くなります。
寝る前のスマホやパソコンも控えた方がいいでしょう。
500ルクス以下なら分泌が再開し、寝つきをよくします。
5.パジャマを着ることが重要
寝る前にパジャマを着ることでスリープセレモニーと言われる眠りの暗示をかける儀式のような役割を果たします。スリープセレモニーを習慣化することでスムーズに眠りに入れるという事です。
質の良い睡眠を取る事で仕事だけではなく普段の生活もHAPPYに生まれ変わって行くはずです。
少しづつ睡眠に対しての意識を変えてみてはいかがでしょうか。